松本かれんは歌下手？歌唱力、噂と事実：歌割り・生歌映像で徹底チェック

検索で拡散している「歌下手」論は、主観ブログやランキング系の二次情報が中心。
一次・準一次の公式素材では“下手”と断じる記述は見当たりません。
ライブレポもパフォーマンス全体の完成度を肯定的に記述しています。
むるすけの日々
Billboard JAPAN
ナタリー

FRUITS ZIPPERは2024年5月1日に「THE FIRST TAKE」に初登場し、代表曲『わたしの一番かわいいところ』をワンテイクで披露。
口パク不可の一発撮りという前提で、声質・ピッチの揺れ・ハモりの吸着度を聴取できます（YouTube公式公開）。 

ここが聴きどころ

• ロングトーンの安定度（語尾の揺れが“表現”か“不安定”か）

• ユニゾン時の濁りの少なさ（合唱で芯が太るか）

• 子音のアタック（可愛い系発声でも立ち上がりが甘くならないか）

 

さいたまスーパーアリーナ（2025年8月）の公式系レポは、演出と熱量に好意的。

大箱PA環境でブレスや走り／もたつきが出やすい中、否定的な歌唱評価の明記はなし。

フェスや大箱は“ダンス込みでどれだけ音程を保つか”を見る実地素材になります。

『わたしの一番かわいいところ』の歌割りを追うと、松本かれんはユニゾン／合いの手／ブロック終端など“厚みを作る”配置が目立つ回があり、長尺ソロ比率は高くないことが分かります。

これは“歌が弱いから”と断ずる根拠ではなく、編成上の役割と楽曲設計の影響が大きいと考えるのが妥当です。

まず歌割り表で担当箇所を把握し、上記映像で該当フレーズを耳で追うのが効率的。
UtaTen 
X (formerly Twitter)

• 誤解：「THE FIRST TAKEも“口パク級に整っている”から評価できない」
  実際：THE FIRST TAKEは“一発撮り”を掲げる公式企画。

  ミックスはあっても、素材として“生に近い情報”を得られる場です。
  THE FIRST TIMES

• 誤解：「ソロが少ない＝下手」
  実際：アイドルの歌割りは声色・キャラ性・振付導線・コーラス厚みまで含めた“最適化”。
  “主旋律を歌い上げる担当”でなくても、ユニゾンの芯やコーラスで価値を出せます。歌割り資料と現場映像の突き合わせが必須。
  UtaTen

• THE FIRST TAKEで声の素の輪郭を把握（ロングトーン・ユニゾンの濁りを中心に）。 YouTube

• SSAなど大箱ライブのレポ／公開素材で運動負荷下の安定度を確認。MC～曲頭の入りや語尾の息切れに注目。 Billboard JAPAN

• 歌割り表で該当フレーズをピンポイントに再聴。ユニゾン箇所の“芯の通り方”が鍵。 UtaTen

「松本かれん＝歌が下手」という断定は、根拠が主観ブログに偏っており、一次情報に照らすと強くは支えられません。

歌割りや編成上の役割により“目立ち度”が控えめな局面はあるものの、THE FIRST TAKEや大箱公演を一次資料として聴けば、ユニゾンでの馴染みや語尾処理など、グループを支えるパーツとしての強みが見えてきます。