
1991年式A70型スープラは22年間乗り続けた名車で、現在は「まほろばミュージアム」に展示中。
その復活劇と知られざる車愛を徹底紹介します。
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「早苗ファンの聖地」にぎわう 高市氏の愛車展示の博物館 奈良 高市早苗氏の愛車、トヨタ・スープラが展示されている奈良トヨタの自動車博物館「まほろばミュージアム」(奈良市八条5)がにぎわっている。自民総裁に就任… (出典:毎日新聞) |
1. 高市早苗とスープラの出会い
高市早苗さんが初めて新車で購入したのが、1991年式の**トヨタ・スープラ(A70型 2.5GTツインターボリミテッド)**です。
当時は政治活動を始めたばかりの頃で、「自分の力で手に入れた一台」として特別な思い入れがあったといいます。
スポーティで力強いフォルムは、まさに高市さんの行動力を象徴するような存在でした。
2. 1991年式A70スープラの特徴

(出典 d7z22c0gz59ng.cloudfront.net)
このモデルは直列6気筒ツインターボエンジンを搭載し、当時のトヨタ車の中でも最高峰クラスのスポーツカー。
トランスミッションは**4速AT(オートマチック)**仕様で、長距離運転にも安定性が高い点が魅力でした。
現在のスープラとは異なり、クラシカルで重厚なデザインが特徴で、いまでも「70スープラ」と呼ばれる名車として根強いファンがいます。
3. 22年間乗り続けた「車愛」エピソード

高市さんはこのスープラを22年間も大切に乗り続けたとされています。
政治家として多忙な日々の中でも、愛車を手放すことなく乗り続けたというエピソードは有名で、地元メディアでもたびたび紹介されました。
整備記録も丁寧に残されており、「単なる移動手段ではなく、人生の一部だった」と語る関係者もいるほどです。
4. 奈良でのレストアプロジェクト始動

長年の使用で劣化していたスープラを、奈良トヨタグループが中心となってレストア(復元)するプロジェクトが始動。
地域の整備士や自動車ファンが協力し、ボディ・内装・エンジンまですべてを丁寧に蘇らせる作業が行われました。
このプロジェクトは、単なる整備ではなく「地元の誇りを残す文化的復活」として話題を集めました。
5. レストア完成セレモニーに本人登場

2022年10月29日には、レストア完成セレモニーが開催されました。
高市早苗さん本人も参加し、復活したスープラのハンドルを握って登場した姿が印象的でした。
式典の様子は地元ニュースやSNSでも拡散され、「まるで青春時代が戻ってきたよう」と感動の声が上がりました。
6. 現在は「まほろばミュージアム」で展示中

(出典 cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com)
復元されたスープラは現在、奈良トヨタ「まほろばミュージアム」(奈良市八条5丁目)で展示されています。
訪れた人々からは「保存状態が素晴らしい」「エンジン音まで再現されている」と高い評価を得ています。
展示は期間限定ではなく、当面は常設展示として公開されているようです。写真撮影も可能で、ファンにとって聖地的存在になっています。
7. 高市早苗の“車好き”な一面
高市さんは政治家としての厳格なイメージが強いですが、実は「無類の車好き」として知られています。
愛車スープラのほかにも、クラシックカーやモータースポーツにも関心を持ち、車の話題になると目を輝かせるという逸話も。
スープラを22年間乗り続けた背景には、単なる趣味を超えた“機械への敬意”が感じられます。
まとめ:政治家としてもドライバーとしても“本物”
高市早苗さんのスープラは、単なる名車ではなく「人と車の信頼関係」を象徴する一台です。
長年の愛用、レストア、展示という一連の流れは、多くの人に感動を与えました。
政治の世界で戦い続ける高市さんが、このスープラを通じて見せた「本物志向」の姿勢――それこそが、彼女の真骨頂といえるでしょう。



